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新潟県全蔵元数92 [新潟のお酒]

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先週、食の陣でもらってきた高崎の梅です。
単なる枝であったのが、部屋の中の暖かさで、一輪、また一輪と咲きはじめました。
外はまだ雪景色です。

食の陣の帰りに、上古町のナジーラに寄って酒を買ってきました。
以前に取り寄せを依頼していたお酒です。


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弥彦村の酒、「こしのはくせつ」特別純米酒です。
新潟市内ではなかなか見つけることができなくて、ナジーラから発注してもらいました。
「こしのはくせつ」を作っている弥彦酒造は、社員5人の小さな蔵です。
酒米は越淡麗、仕込水は弥彦山の伏流水を使用しています。

日本酒度+3と辛口ながら、口に含むと米の旨みを感じることができます。
しかもその旨みが舌にすっと溶け込んでゆくようななめらかな味わいです。
飲み始めたら止まりません。
私の好みに合ううまいお酒でした。

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ところで、新潟県内全蔵元制覇を意識し始めてからどの位の日にちが経過したのでしょうか。
新潟赴任当時96蔵あった蔵元は現在92蔵になってしまいました。
時代の流れを感じるとともに急がなくてはと心が逸ります。

最初は、着実に蔵元制覇が進みました。
中盤を過ぎると新潟市内の酒屋でも見かけない銘柄が多くなり、酒を求めて、上越や魚沼への旅を重ねました。
終盤になるとますます入手が困難なりました。
写真は、その終盤期になってしまったお酒たちです。

蔵元の規模が小さく、生産量の少ない酒が、入手が難しいようです。
例えば、写真右の「杉の露」、柏崎は林酒造のお酒です。
仕込の時期は杜氏2人を雇うが、普段は夫婦二人でやっているという蔵です。
ここの酒を扱う販売店も県内に数軒というそうです。
左の「姫の井」も蔵の生産石数200石という規模で、ほとんどが地元で飲まれてしまいます。

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そして、ついに最後の一本。
注文してあった酒が入荷したとの連絡が、先日来ました。
この雪の中、受取りに行ってきます。

最後の一太刀を求めて、五条の橋に立つ、武蔵坊弁慶の心境であります。


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