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和菓子の旅6・角屋悦堂(新潟市西蒲区) [お菓子]

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岩室の宿の近くのお菓子屋「角屋悦堂」です。
温泉まんじゅうの赤い暖簾が目立ちますが、金鍔で有名なお菓子屋です。

道路の交差する角地にあるから「角屋」なのでしょう。
100年くらいの歴史があるそうです。


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店内には、いろいろなお菓子が並んでいましたが、迷わず、金鍔を買いもとめます。
小豆の金鍔の他に、白小豆、青えんどう豆の金鍔もあります。


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同封されていた「金鍔の栞」に曰く、
「五代将軍綱吉の時代、京都で初めて発売された当時は刀の丸いつば(鍔)に形が似ていたようである。
角屋悦堂では初めから社名にあやかって四角で発売した」

写真、向かって右が角屋の金鍔です。
左は丸いつば型のイメージです。
むかしの金鍔はこんな形をしていたのでしょう。

甘さは控えめ、小豆のつぶの形もしっかり残り、歯ざわりも心地よいお菓子でした。

注:写真の丸い形のは、鶴岡のお菓子古鏡です、
金鍔とは作り方が違うようですが、昔の金鍔の形のイメージとしてモデルになっていただきました。

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角屋を出て北国街道をしばらく歩くと、小富士屋というお菓子屋があります。
ここも五代目と由緒のあるお菓子屋さんです。

小富士屋で買った温泉せんべいと角屋の金鍔のパッケージの写真です。

温泉せんべいはここの三代目が90年ほどまえに考案したものだそうです。
ということは90年は優に超える年数続いた店ですね。

素朴な味ですが、かみしめるほど味が口中に広がるせんべいでした。
今も一枚一枚、手焼きをしているそうです。



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