燃え上がれ清五郎 [新潟市内散策]
HARD OFF ECOスタジアム新潟で高等学校野球をやっているとのことで、今日も鳥屋野潟の運動公園に行ってきました。
炬火の向こうに見えるのが野球場です。
今日は日本文理の試合があるというので、早くも、野球場は人で一杯です。
そこで、急遽、公園内散歩に変更しました。
公園の北に鳥屋野潟が広がっています。
鳥屋野潟を隔てて、新潟の街を望むことが出来ます。
かつて鳥屋野の南に広がる土地はあちこちに潟が点在し、湿田が広がっていました。
肩まで水に浸かり農作業を行った地域でしたが、営々と続けられた土地改良により広大な水田地帯に変わりました。
その歴史と経緯を司馬遼太郎の「街道を行く」(潟のみち)で読んだことがあります。
ところで、アルビレックス新潟の応援歌を「燃え上がれ清五郎」というのだそうですが、知っていますか。
アルビレックスのホーム、ビッグスワンの所在地は清五郎というのです。
その地名が応援歌になっているのだと思いますが、地名の由来を散歩の途中に知りました。
新発田藩溝口氏の移封に伴い、加賀の大聖寺から来て、このあたりを開拓した8人の人たちがいました。
開拓の志半ばで倒れた八人衆の一人、清五郎の名をとってこのあたりの地名としたそうです。
写真は清五郎開拓八人衆のモニュメントです。
自然生態園の中にあった農民の像です。
このようにして田の水を人力で汲み出していました。
水との戦いが続いた土地なのですね。
まさに燃え上がれ清五郎ですね。
2009-09-27 20:41
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