あおいさん留袖になる [新潟の花街]
久しぶりの古町での夜遊びです。
料亭の女将に「あおいさん」の指名を入れると、「この間、一本になったばかりで、引っ張りだこだから」と自信無げでした。
料亭の女将に「あおいさん」の指名を入れると、「この間、一本になったばかりで、引っ張りだこだから」と自信無げでした。
無事予約ができて、仕事もそこそこに古町へ繰り出しました。
あおいさんは3月の初めに留袖のお披露目をしたばかりです。
これが留袖姿です。
あおいさんは3月の初めに留袖のお披露目をしたばかりです。
これが留袖姿です。
一気に大人びて落ち着いた雰囲気になり、振袖さん時代の姿が想像できません。
古町の芸妓さんは、踊り、三味線など御稽古事も厳しく、お座敷だけでなく各種イベントにも招かれる機会も多いので、忙しい毎日のようです。
それだけに鍛えられていて、お客を決して飽きさせない座持ちができます。
頭がよくないと勤まりませんね。
お酒の勧め方もうまく、ついつい、お酒が進んでしまいます。
あおいさんは横顔がいいですね。
振袖さんの時のあおいさんをブログアップしたときの写真も横顔だったような気がします。
髪は島田になって、飾りも鼈甲で落ち着いていますが、多少憂いを含んでうつむき加減の横顔が美しいですね。
あおいさんの説明によると、今、古町芸妓は30名弱といいます。
厳しい御稽古事、勤務時間は夜が多く、イベントは土日が主、なり手が少ないのはわかりますが、寂しいですね。
手元にある「新潟芸妓の世界」(昭和48年刊)という本には、付録として「ふるまち芸妓123人衆」として当時の全芸妓の写真が載っています。
それから40年、是非とも伝統の灯を消してはならないとの想いが強まります。
あおいさんの披露目ご挨拶の手ぬぐいです。
料亭の女将があおいさんから頂いたものを、さらに私がいただきました。
私事ですが、今月いっぱいで新潟生活も終わりを迎えます。
4月からは東京での仕事になります。
この「あおい」と名の入った手ぬぐいを新潟生活の思い出として大切にしたいと思っています。
2012-03-17 08:12
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コメント(1)
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あおいさんも留袖さんになったんですね。あおいさんは、島田の方がずっといいですね。一段と綺麗になりましたね。
私も参加したかった!!!
by 元、古町古典芸能に親しむ会会長 (2012-03-22 22:16)