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古町芸妓 [新潟の花街]

DSCF0799_640.jpg新潟古町は京都の祇園、東京の新橋と並んで日本三大花街(かがい)と言われています。
その歴史は、新潟が北前航路の湊町として賑わった江戸時代に遡ります。
そんな新潟に勤務するのですから、どうしても一度くらいは芸妓さんを呼んで遊ばないと・・と思い古町へ行ってきました。

写真は芸妓さんが挨拶時に名刺代わりに渡してくれる千社札です。
花名刺とも言われます。

お座敷に呼んだ芸妓さんは、春花(はるか)さんです。

DSCF078601_640.jpg春花さん登場です。

春花さんは振袖さんです。
桃割れの髪に花かんざしを差して、着物は振袖です。
ちなみに振袖を勤め上げると「留袖」さんになるそうです。
髪は島田に、着物は留袖、裾はお引きずりになります。
どうしたら勤め上げたことになるのか良くわかりませんが。
春花さんは、私はまだ下っ端ですからと言っていました。



DSCF0777_640.jpg
先程の千社札を貰い、挨拶を受けて、まずお酌をしてもらいました。
酒が進み、料理に手を出す暇がありません。












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ところで、芸妓さんは振袖を手前に重ね、手を隠していますね。
これはお白粉を塗っていない手を隠すためだそうです。











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お座敷で飲み物や食べ物を触るから手にはお白粉を塗らないそうです。
たしかにお酌をする手を観察すると、お白粉は塗っていませんでした。







DSCF0793_640.jpg

お座敷遊びでもてなしてくれました。
これは「行司拳」という遊びです。
負けた方が罰杯を飲みます。
これでまた、どんどんお酒がすすんでしまいます。 
野球拳を所望したのですが、「野球拳も罰杯です」とかわされてしまいました。

お座敷遊びで盛り上がって、夜も更けて行くます。


さて、料理屋さんからまだ請求書が来ていないのですが・・・。

 


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コメント 1

一番下で手だけ映っているのが私です

最初は芸妓さんの綺麗さに感動し、次に楽しい会話を楽しみ、後半は行司拳で盛り上がり、あっという間の2時間でした。転勤で新潟に来ている方には是非一度体験されることをお勧めします。必ず満足されるとおもいます。
by 一番下で手だけ映っているのが私です (2010-02-27 20:26) 

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