ドンの終焉 [新潟の食べ物]
久しぶりに仕事で東中通りまで出かけました。
古町から新津屋小路を歩いて、東中通りへ向かう途中、キッチンドンの前を通りかかったところ、店舗のドアに「6月30日をもちまして閉店いたしました」の張り紙があるではありませんか。
うかつにも知りませんでした。
その日帰宅後、インターネットで検索すると、閉店を惜しむ記事で一杯でした。
新潟日報で報じられてから、閉店を惜しむ人達で行列ができたそうです。
以前の新潟勤務時代は職場が東中通りにありましたので、キッチンドンは当たり前の存在でした。
昨年再訪し、23年たっても店舗外観も、内装も何も変わっていないことに感激しました。
またひとつ懐かしい店が閉まってしまいました。
新潟「街の洋食屋界」のドンの終焉です。
(写真は昨年12月の撮影です。)
スペシャルランチです。
メンチカツ、ポークソテー、チキンソテーの三品盛り合わせのランチです。
味もさることながら、このボリューム感が満足度を大いに高めてくれました。
きっとこの店の原価率は他の飲食店よりも高く、材料にコストを掛けていたのではないかと想像しています。
店舗の改装にも手をかけず、人件費も切り詰めて(ご夫婦2人でやっていらしゃいました)、ひたすら料理に手間とコストをかける。
だからこそ、閉店を聞きつけた人の行列ができたのだと思います。
(写真は昨年の12月27日のお昼に食べたスペシャルランチです。)
2010-07-24 09:10
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