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新潟芸妓白山参詣図 [新潟市内散策]

DSCF6141_640.jpg今年は辛卯の年、気がついてみれば厄年でした。
雪の降る中を新潟総鎮守白山神社に出かけ厄払いをしてもらいました。
元旦を過ぎる事8日を経過していますが、参詣者で賑わっています。

いつもは拝殿前でのお参りで済ませていますが、念には念をいれて、本殿に上がりお祓いを受けます。

ところで、ここの拝殿内部正面の北前航路盛んなころの新潟湊を描いた大船絵馬は有名ですが、「新潟芸妓白山参詣図」という錦絵も飾られていることをご存知ですか。

DSCF61341_640.jpg本殿脇の社務所の大広間に上がり、待つ事しばし。
やがて本殿に案内されて、神妙に正座。
神主の祝詞、巫女の舞、玉串奉納をしてお祓いは終了です。

しかし人が多い事には驚きです。
このあと拝殿の横の出口から退出しますが、拝殿に入った入り口とは反対方向から出ます、一方通行になっています。
混雑を避けるための配慮ですね。
この時がチャンスです。
なんのチャンスかって?
例の錦絵はその出口の頭上に飾られているのですョ。


DSCF6139_640.jpg

これが「新潟芸妓白山参詣図」です。
間近で見ることが出来ました。

薄紫色の振袖さんが拝殿に上がっています。そのあとから紋付の留袖さんが続いています。
華やかなお参りです。

かつて白山神社の春まつりは、衣装まつりとも言われ、芸妓たちが競うように豪華な衣装をまとい古町通りを通って参詣したそうです。
その姿を見る見物客で古町通りは賑わい、まるで芸妓のパレードのようであったそうです。

錦絵はそのころの様子を描いています。
大きな船絵馬に気をとられ気がついていない人が多いのではないでしょうか。


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