ちょっと、ミナトピアまで散歩 [新潟のお酒]
雪がやんでいたので、ミナトピアまで軽い気持ちで散歩に出かけました。
ところが、一転空が翳り、吹雪状態になってしまいました。
目まぐるしく天候が変わります。
これが新潟の冬です。
堀に架かる橋、橋の向こうにはガス灯、そして吹雪に霞んだ姿を見せる第四銀行旧住吉町支店の建物。
吹雪が余計な景観を隠し、明治、大正の昔にタイムスリップしたような感覚になりました。
暫くして吹雪は止みました。
雪を被った旧税関庁舎です。
この擬洋風建築の建物は、春の桜も似合いますが、雪も似合う建物ですね。
土蔵風のなまこ壁を見ていると、酒蔵を思い出してしまいます。
そうです。
思い出してしまったのです。これを・・。
今の時期、しぼりたての原酒が出回ります。
これは長岡のお福正宗です。
しぼったまま加水していないので、アルコール度19度と普通の日本酒より少し高めでした。
ロックで飲みました。
ところで、このラベル読めますか。
「槽垂原酒」と書いてあります。
「ふなだれげんしゅ」と読むのだそうです。
しぼったままの原酒という意味らしいです。
もろみを絞る酒槽を「ふね」と呼ぶことから、「槽垂」と書いて「ふなだれ」と読むのでしょうね。
まあ、名前などどうでもいいですが。
ロックで飲んだら口当たりがよく旨かったです。
そして、次はこれ。
「雪紅梅」です。
長岡摂田屋にある長谷川酒造の酒です。
昨年の秋、摂田屋を訪れた際に長谷川酒造でたっぷりと試飲をさせていただきました。
2010年10月3日(摂田屋を訪ねて(2))の記事に蔵元の佇まいを紹介していますのでご覧下さい。
まだ春は遠く、しばらくは引篭りの生活が続きそうです。
そして、90を越える新潟の蔵元、全制覇の道のりもまた遠いのでした。
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