雪の週末

この週末は日本列島が寒気団に覆われました。
そして雪が降り続いています。
「日本海側では・・・」、「北陸より北は・・・」と、テレビが散々脅してくれます。
外出が億劫になりますね。

しかし、雪は普段見慣れた光景を思いもかけない姿に変化させてくれます。
それを期待して、やっぱり外へ出てみました。
近所のホテルのしだれ桜の木です。
お、おばけみたいです。

街路樹も雪に覆われています。
枝いっぱいに白い花を咲かせています。

桜の花であればさぞかし華やかであろうに、人通りも少なく、唯、白い世界が広がります。

信濃川沿いの風景です。
遠くに町並みが見えます。
秋までは私の早朝のウオーキングコースでした。
ジョキングや散歩する人をよく見かける川辺ですが、今は人影のない雪道が続いています。











居酒屋の玄関脇に植えられている南天の実も雪を被っています。
曇天下、雪に覆われた景色に慣らされた目には、南天の実の色が鮮やかで温かく感じられました。

「南天に雪吹きつけて雀鳴く」
（正岡子規）

ただし、雀はいませんでした。