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だんご屋放浪記(5)笹川餅屋(新潟市中央区) [新潟の食べ物]

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新潟島を南北に走る道筋を古町通り、西堀通りなどと、「通り」と呼びます。
そして「通り」と「通り」を繋ぐ東西の道を「小路」と言います。
そうした小路のひとつ、鍛冶小路のシンボル的存在が笹川餅屋です。
新潟市が発行する市内散策ガイド「新潟の町・小路めぐり」の鍛冶小路の項に描かれた「笹川餅屋」の店舗風景です。
ガイドブックには「餅は餅屋に寺町に」と意味不明のフレーズが載っています。
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この店の赤えんどうの豆大福が気に入っています。
赤えんどうを使った豆餅といえば京都の「出町ふたば」が有名ですが、出町ふたばの創業は明治32年、こちら笹川餅屋の創業は明治16年創業といいますから、笹川餅屋の勝ちです。
なにが勝ちなのかよくわかりませんが。
店のある場所はその昔、新潟奉行所の牢屋敷が所在した由緒正しい土地です。
牢屋敷を由緒正しいと言っていいのかわかりませんが。

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店先に垂れ下がる「新米 豆大福」の品書きに、期待が高まります。

しかし、残念なことに、店主(5代目だそうです)に「今日はありません」と言われてしまいました。
今は正月用の御餅の注文対応に忙しくて大福まで手が回らないようです。
昨年も同じことを言われたことを思い出しました。

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ショーケースに並んでいるものを手当たりしだいに買ってきました。
薯蕷まんじゅうです。
朱鷺の顔が可愛いです。
薯蕷の皮の中は白あんに小豆の粒がパラパラと混じっていました。

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「栗そばまんじゅう」です。
中の餡は小豆餡です。

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そして「鮭まんじゅう」です。
「酒まんじゅう」ではありません。
鮭の焼き印が押してあります。

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鮭まんじゅうの断面です。
鮭のほぐし身、玉ねぎ、黒く見えているのは昆布のようです。
飛躍的な発想ですが、味のほうも飛んでる感じでした。

それにしても、豆大福を紹介することができなかったのは残念です。


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