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会津・喜多方紀行8(末廣) [新潟県外への旅]

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 会津は酒どころでもあります。
会津若松とその周辺には10を超える酒蔵があります。
これは、その一つ末廣酒造の店構えです。
七日町通りと交差する大和町通りにありました。
大きな杉玉が軒下に懸っています。
自転車のおじさんの姿と比較してみてください。


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朝10時から、蔵見学をやっていると聞いて、朝一番で訪れてみました。
他に御客は無く、閑散としています。
まあ、朝から酒蔵をうろつく人はそんなにいないと思いますが。
お客が少なくて申し訳ないと思いながらも、蔵見学を申し出ました。

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懇切丁寧に蔵の案内をしていただきました。
写真の中の写真には、生もと足ふみ作業と、山おろし作業と言われる「もとすり」作業が写っています。
そして、杜氏さんの好意で、仕込中のお酒を見せていただきました。

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タンクの中で、発酵中のお酒(もろみ)です。
案内係りのおばさんも見るのは初めてと言っていましたから、幸運でした。
もちろん私も初めての体験でした。
他に見学者がいなかったおかげでしょうか。

タンクのなかで、ピチピチと音を立てて発酵するさまは、酒は生き物という感じがします。

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見学の最後は、お定まりの試飲を楽しみ、それもタップリと。
親切丁寧に案内していただき、おいしいお酒もごちそうになり、あまりにも申し訳なく、それで一本買いました。
嘉永蔵と名付けられた純米酒です。
ということは嘉永年間の創業なのですね、ペリー来航の頃ですか。
末廣酒造は現在は別のところにある工場でお酒を造っているそうですが、
この店で販売する酒に限っては、ここの昔からの蔵で造っているそうです。
ああ、それで名前が嘉永蔵ですか。
飲むのが楽しみになります。



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