東新道通り(ひがししんみちとおり) [新潟の花街]
古町通りと東堀通りの間に、東新道通りという細い通りがあります。
鍋茶屋をはじめとして有名料亭が並び、古町の花街の雰囲気を残す通りとなっています。
知人の紹介で、その東新道にある料理屋さんに行って来ました。
お店の名前は「やひこ」といいます。
元は置屋さんの建物だったそうです。
女将さんの説明によれば、昭和13年に開業したそうですから、もう70年経つわけですね。
今は三代目が板前をやっているそうです。
かつてはこの家のとなりが待合であったことや、その何軒もあった待合がもうほとんど無くなってしまったことなど、在りし日の新潟の花街の思い出話を聞くことができました。
かつて女将さんが、お客さんの忘れ物を待合に届けに行った際、待合の中に初めて入った時の印象を「迷路のような建物だった」と表現されていたのも面白い話でした。
それにしても手の込んだ障子ですね。
なんとなく、なまめかしさを感じます。
携帯電話で撮影したのでブレ放題にブレていますが。料理です。
かきのもとのおひたしや、舟べたの刺身など地元の材料がふんだんに使用されて、美味しい料理でした。
のっぺが正月料理であることや、新潟の雑煮には大根がいっぱい入ることなど、昔あったお菓子やさんの話などで盛り上がりました。
2009-09-12 11:41
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