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新潟の魚 [新潟市内散策]

DSCF5803_640.jpg冬、新潟沖の海は荒れる日が多くなります。
陸上でも風が強く、雷が鳴る天気が続きます。
しかし、魚の種類も増えて、美味しくなる季節でもあります。

まずは佐渡の寒ブリ。
11月に入り、「雪起こし」と呼ばれる雷が鳴るようになると、佐渡の定置網に北から南に向かう鰤がかかるようになります。
そして南蛮エビ。
底引き網の禁漁時期の7・8月を除き通年水揚げされますが、水温が下がる冬場はさらに甘味がまして美味しさが増します。
さらに柳カレイ、2月の産卵期を前にした10月から12月のものは、身に旨みを蓄えており絶品です。
ほかにアンコウ、鱈、ズワイガニ、ハタハタ、ミズダコ、ヤリイカなどが新潟沖の漁場で取れます。
イカは夏場はスルメイカでしたが、今の季節はヤリイカになります。
新潟漁協の荷捌き場がある岸壁を歩いていたら、イカ釣り漁船の大船団が係留されているのを見かけました。
夕日が照り映える船体に日の丸が描かれた船が、何艘も繋がって係留されるさまは、なかなか勇ましく見えます。

(スルメイカの時期のイカ釣り漁船については2009年7月11日の「イカ釣り漁船」の記事を参照してください。)DSCF5814_640.jpg八戸漁港から来た船団のようです。
全部で20艘あまりあるでしょうか、船名はそれぞれ異なりますが、白い船体に日の丸を描いたスタイルで統一されていて、カッコ良い眺めです。

船首から船尾にかけて並ぶ集魚灯、そして側舷にたくさん並ぶ自動イカ釣り機(オレンジのリールのようなのがその一部です)が特徴的です。








DSCF5806_640.jpgイカ釣り漁船の特徴の一つは、たくさんの集魚灯です。
夜間操業を行い、この光でイカを集めます。














DSCF5807_640.jpgそして、自動イカ釣り機です。
網目のついたフェンスのような部分が海側に倒れ、その先端に付けられたオレンジのリールから釣り糸が海に流されます。
そしてイカの掛かった糸を巻き上ます。


夕日を浴びて、出漁を待つ船団の姿でした。
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