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年忘れの酒 [新潟のお酒]

DSCF5881_640.jpg2010年最後の週末です。
金曜日から新潟は荒れた天気が続いています。
冷たい風が吹き、霰が横殴りに飛んで行きます。
市内には積雪はありませんが、きっと山沿いは大雪なのでしょう。

がんばって、師走の街を散策です。
駅前弁天通りの弁天様もマフラー姿です。



DSCF5878_640.jpg寒い日は、どんぶりから湯気を立てるラーメンが恋しくなります。
早朝からやっている中華のカトウに寄りました。
店は東堀通りと古町通りをつなぐ路地にあります。
早朝から営業を始め、お昼前には売り切れ閉店となってしまう名店です。
「手打式」中華のカトウと書かれた暖簾が期待を持たせます。







DSCF5877_640.jpgメニューは、チャーシュー麺と中華ソバのみの店です。
中華ソバ(450円也)を食べました。
麺はすこし平たくて、これが手打式の証拠なのでしょうか。
スープは魚のダシが効いたあっさりスープです。
脂少な目、硬めの昔風のチャーシューとメンマ、ナルト、絹さやが乗っています。
スープは十分に温かく、外の寒さを忘れさせてくれました。
ご馳走さまでした。





DSCF5871_640.jpg外は、横殴りの霰が顔面を叩き、歩き辛いので、引篭り態勢に入ります。

引篭り用備え付け品その1:佐渡のお酒「金鶴」
佐渡の酒といえば、真野鶴とか北雪の名をよく聞きますが、この金鶴もなかなか美味しいですよ。
10月に佐渡の「弁慶」という回転寿司屋が新潟市内に開店しました。
ネタが良く、美味しいすし屋で昼間は行列が出来ます。
この店で「金鶴」を知りました。
その後、市内の酒屋を探しましたがなかなか売っている店を見つけられませんでした。
なんと伊勢丹の地下で吟醸酒を発見しました。
吟醸でなくて普通酒でいいのにと思いながら買いました。


DSCF5874_640.jpg引篭り用備え付け品その2:新発田のお酒「ふなぐち菊水」

しぼりたての生原酒をそのまま容器詰めた「一番しぼり」です。
キャップに貼られた封箋が販売店の店頭で杉樽からビンに詰め替えた催事限定品であることを示しています。
樽の杉の香りがして、加熱殺菌も、割り水もしていない原酒の旨みがいっぱいの酒です。
アルコール度数も普通のお酒より高めの19度と表示されています。
「詰替販売のため早めにお飲み下さい」と注意書きがされています。
「おぅ、早めに飲んじゃうョ」

今年は夏の暑さで米の品質が良くなかったそうですが、こうした年の酒はかえって美味しいものができるそうです。
酒造りの職人さんが米の品質が悪いからと、工程管理に頑張っちゃうのが理由だそうです。


窓の外の風の音を聞きながら、お猪口を傾けます。
テレビは吉田類の酒場放浪記を流しています。
そして、年の瀬の夜が更けて行きます。


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