鯛車商店街(巻町散歩2) [新潟市内散策]
鯛車商店街にある、はしもと玩具店は、昔なつかしい駄菓子屋風のたたずまいです。
このお店の向かいに商店街の交流館「囲炉裏」があって、そこで、鯛車の陶器の置物を見つけました。
それは2年前に新潟ふるさと村で見て、市内のあちこちを探し回りましたがついに見つけることができなかった物です。
交流館で売っているところを訪ねましたら、はしもと玩具店の主人なら判るだろうと、紹介していただきました。
ご主人は、鯛車商店街の実行委員会の企画運営統括をさてれいる人物で、商店街の活性化への熱い思いがある人らしいです。
話し出したらとどまるところ知らずという感じでした。
はしもと玩具のご主人から紹介された店で購入した鯛車の置物です。
鯛の表情もかわいいですが、鯛車を引くこどもの顔もいいですね。
10年以上前に作ったもので、もう在庫が残っていないかもという話でしたが、偶然にも僅かながら在庫があり、買う事ができました。
このお店、花与という屋号ですが、なんと人形屋さんではありません。
そのご主人から、鯛車の歴史や昔の盆の時期の風景や思い出について話を伺うこともでき、お茶もご馳走になってしまいました。
人形屋さんでもないのに陶器の置物をプロデュースして売ってしまうという変な人です。
ただし鯛車についての熱い思いがあるようです。
鯛車が町おこしのシンボルになっているようです。
町のあちらこちらに鯛車の意匠が見られます。
ガスタンクの壁面にも鯛車が描かれていました。
もちろんマンホールの蓋も鯛車になっています。
はしもと玩具のご主人も、花与のご主人も自分の気にいったことに、商売っ気抜きで入れ込んでしまう性格のひとのようです。
町の性格もそうなんでしょうか。
かつての原発住民投票の投票率90%以上の盛り上がりもわかるような気がします。
2011-04-17 09:36
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