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やかた竿燈(まき夏まつり2) [イベント]

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巻の夏祭りの締めくくりは、やかた竿燈です。
竿燈と言えば、秋田の竿燈が有名ですが、幕末期の新潟の風俗を描いた絵巻物にも竿燈が描かれています。
竿燈は秋田だけのものではなかったようです。
もっとも、巻のやかた竿燈は今年が35回目ということですから、歴史があるというわけではないようです。

秋田の竿燈とは趣(おもむき)が違います。

昔の川越えに使われていたような蓮台の上に、竿燈が立てられています。
蓮台の上には、竿燈とともに人が乗っています。
大勢の担ぎ手に担がれて、竿燈が登場します。

(注)絵巻物:初代新潟奉行川村修就が当時の新潟の風俗を描かせた絵巻物、「蜑(あま)の手振り」の夏まつりの風景に描かれています。
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こんな、感じですね。
上に乗っている人はさぞ気持ちいいことでしょう。


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しかし、「もみ場」に差し掛かると、竿燈は担ぎ手によって、大いに「もまれ」ます。
蓮台の上に乗った人が振り落とされそうになるほど、担ぎ手は、竿燈をぐるぐる回しながら上下に激しく揺すります。
これが見せ場のようです。

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もろ肌脱ぎの女性の乗った竿燈もあります。
これは色っぽくで良いですね。


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もみ場で、もまれて大きく揺れる提灯、蓮台上の乗り手も大きく振り回されます。
男の場合は気にもなりませんが、女性の場合は落ちないか、ハラハラしてしまいます。

目の保養にもなりますしね。

つい、構えたカメラのシャッターを押す指にも力が入ってしまいます。


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こうして、初夏の巻の夜は更けて行きます。





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