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鶴の遊ぶ庭(小澤家住宅その2) [新潟市内散策]

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店から仏間に続く座敷、茶の間、次の間と奥に座敷が続き、通り土間に懸る暖簾を抜けると、
台所に続きます。

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台所の明かり取りの開口部です。
炊事の煙抜きを兼ねた構造のようです。  
板張りの台所はかなりの広さがあり、かつて商店として機能していた時分の活気が想像できます。

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台所の先には土蔵が並びます。
土蔵は、道具蔵、衣装蔵、家財蔵の3棟あったそうです。
衣装蔵は取り壊されて、現存していません。


写真は道具蔵の中に展示されている屏風です。
湊町での交易のようすが描かれていました。

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母屋から離れにつながる渡り廊下から庭園に出られます。
庭園は松島の風景を模したつくりとなっているそうですが・・・。

庭園中央部には鶴の置物がありました。
な、なにか、異様な感じもします。

整備工事の勢いが余って、鶴の置物を置いてしまったのか、と思っていましたが。
ボランティアのガイドさんの説明によれば、この住宅の当主が置いた物なのだそうです。
だから忠実に整備保存を試みるとこうなるのだそうです。

豪商の趣味の一端を垣間見るような気がしました。

ちなみに戦前は鹿の置物が置かれていたそうです。

その3へ続く。


 

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