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だんご屋放浪記(7)市川屋(新潟市中央区) [新潟の食べ物]

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東堀通5番町にある「市川屋」です。
創業は弘化4年といいます。
西暦でいえば1847年、この年の3月には善光寺地震が発生しています。
「信州から越後にかけて大地震、善光寺は本堂傾き、如来開帳中のため近所の旅宿で圧死したもの数千、余震長く続き惨害大」と当時の記録にあります。
市川屋はそんな年の創業です。
市川屋の初代は江戸生まれ、新潟の市川家に婿に入り、江戸で食べなれた串団子を作って売り出したのが始まりだそうです。
確かに、店舗看板には赤い文字で「創業弘化4年」の表示があります。
古さでは、笹川餅屋の上を行く店が出てきました。
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さっそく行ってみました。
創業の串団子は、残念ながら今作っていないと言われてしまいました。
2月からだそうです。
「しょうゆだんご」と「あんだんご」があるそうですが、残念でした。
というわけで、買ってきたのは「草大福」と「青豆大福」です。
包装紙にも「創業弘化4年」と書いてありました。

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餅にこだわりがあるようで、新潟産のこがねもちを、青森のヒバで作った蒸籠で蒸しあげるそうです。
たしかに大福の皮は餅らしい歯ごたえがあります。
「餅菓子」という言葉がピッタリします。
これは、是非串団子も味わってみたいと思いました。

写真右は草大福、左が青豆大福です。


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